あのにむの個別音楽療育

あのにむの個別音楽療育
あのにむの療育の特長、5領域への対応やご家族へのサポートをご紹介します。

あのにむの療育
「3つの特長」
(1)専門性にもとづく
オーダーメイドの個別療育
あのにむでは、子ども一人ひとりの個性に着目し、本人の興味関心からカリキュラムを組み立てる「オーダーメイド」の個別音楽療育を提供します。1セッションはフィードバックを含めて40分程度が基本です。
国際的なメソッドである「ノードフ・ロビンズ音楽療法」の理論をもとに、教育や保育、子ども支援の実績を兼ね備えたスタッフ陣が、現場での経験に基づいて子どもたちをサポートします。
同じ音楽活動でも、子どもによって最適な取り組み方は異なります。そして同じ子どもでも、その時の状態にあわせて柔軟にアプローチを変えていく必要があります。
計画的でありながら、常に「即興的」な療育があのにむの強みであり、それは個別療育だからこそ活きるものです。
(2)「安心」こそが
生きる力の第一歩
子どもの成長には「安心して過ごせる環境」が何より大切だと私たちは考えています。これも、あのにむが個別療育を重視する理由のひとつです。
あのにむの個別療育セッションでは、最初に指導員との信頼関係をしっかり築くことから始めます。本当に安心できる環境の中で、自分の好きな形で音楽に触れる経験を通じて、知的好奇心や主体性、コミュニケーション力を着実に育みます。
また、私たちは、子どもだけでなく保護者の方にも安心を提供したいと考えています。日頃から丁寧にお話を伺い、些細なことでも気軽にご相談いただけるよう、信頼できるサポート体制の構築に全力を尽くします。
(3)「本物」に触れられる
本格的な音楽環境
まだ小さな子どもにこそ、「本物」の音に触れ、全力でその美しさを味わってほしい。そんな想いから、あのにむでは使用する楽器の質も大切にしています。鈴やタンバリンのような小物楽器も、一つひとつ音色を重視して選んでいます。
さらに、セッションルームには本格的なイベントホールを併設し、スタインウェイ製のグランドピアノや、画家による装飾を施されたチェンバロなど価値のある楽器を常設します。
このイベントホールでは、親子向けのコンサートやワークショップを定期的に開催します。プロの音楽家や地域のアーティストと連携して、豊かでインクルーシブな環境を提供します。
\ 相談だけでも大歓迎 /
音楽で伸ばす5領域
子どもの発達を総合的に支援し、将来の自立を促すために、「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」の5つの領域をカバーすることが大切だとされています。あのにむでは、一人ひとりの子どもに合わせて、これら5領域を横断するプログラムをオーダーメイドで組み立てます。(※以下の内容はほんの一例です。子どもの数だけ取り組み方があります)
健康・生活
心と身体の土台を音楽で育む
遊びの中で、見通しを持つ力と、自分の心と身体への気づきを育みます。音楽の持つ生理的・心理的効果を最大限に活用し、自身の健康につながる心地よいリズムを身につけます。
始まりと終わりの歌
毎回同じ「始まりの歌」で活動を開始し、「終わりの歌」で締めくくります。
「これから楽しいことが始まる」「これで終わり」という見通しを持つことで、心の準備が整い、安心して過ごせるようになります。手洗いやお片付けの歌など、生活習慣に結びつけた音楽も取り入れます。
生活チャイム
「こんにちは」「お片付け」「さようなら」など、場面の切り替えの合図として、それぞれ決まった音(ベルや鉄琴の特定の音など)を使います。
子どもの実態に合わせて、タイマー(残り時間が一目でわかり優しい音が鳴る)を用いるなどして、気持ちを自分でコントロールし見通しを持って行動する力を育みます。
からだを使う音あそび
体のいろいろな箇所を使ってカバサ(こすって鳴らす楽器)を鳴らし、感覚や音を楽しんだり、「いっぽんばしこちょこちょ」のようなわらべ歌で遊んだりと、体に触れたり、目を合わせたりする音あそびを積極的に取り入れます。
指導員との愛着関係を育み、心地よい刺激の中で自分の身体の感覚に気づくきっかけを作ります。
体幹を育む音あそび
楽しく体を揺らしたり、座って太鼓を叩いたりする中で、自然と良い姿勢を保つことを促します。 遊びを通して、しっかりとした体幹を使う習慣を育てます。
呼吸と発声のトレーニング
腹式呼吸を意識しながら、長く声や音を伸ばす「ロングトーン」の練習をします。
「ふーっ」と息を吐きながら声や音を出すことで、発声を促進するとともに、自律神経を整え、リラクゼーションを促します。気持ちを落ち着けるスキルとして、日常生活でのセルフコントロールにも繋がります。
「気持ち」の音楽
「今の気持ちはどんな感じ?」と尋ねたり、今の気持ちを表すカードを選ばせたりして、その気持ちに合った音楽を聴いたり、音で表現したりします。
嬉しい、悲しいといった自分の感情に気づき、表現する第一歩を育みます。
「気持ち」のプレイリスト
今の気持ちに合う曲を聴くだけでなく、一歩進んで「イライラした時に聴くと落ち着く曲」「宿題を頑張りたい時に聴く曲」「元気が出る曲」など、様々な状況に対応する自分だけの曲リストを作る活動です。
音楽を意図的に活用して、自分の感情をコントロールするスキル(セルフマネジメント能力)を育みます。
姿勢を意識した楽器演奏
ピアノ、太鼓などを演奏する際に、「良い姿勢で座る」ことを意識づけます。
体幹を使い、正しい姿勢を保つ習慣は、日常生活のあらゆる場面で役立ちます。
運動・感覚
音楽で身体を動かし世界を感じる
「音に触れ・感じ・身体で表現する」という感覚的な音楽活動を行います。多様な楽器を使って音楽を楽しみながら、粗大運動・微細運動、感覚統合を促します。
ボディパーカッション
手拍子、足踏み、膝を叩くなど、自分の身体を使って多様なリズムを奏でます。
身体感覚とともにリズム感を養い、ボディイメージ(自分の体の地図)を育ててバランス感覚を身につけます。
リトミック
ピアノの音に合わせて歩く・止まる、手や足でリズムを真似するなど、音と身体の動きを結びつけます。
自分の体を意識し、動かす楽しさを感じながら、模倣する力やリズム感を養います。
スカーフリトミック
音楽に合わせて、カラフルな大きなスカーフを振ったり、揺らしたり、体にまとったりします。
腕や体全体を大きく動き(粗大運動)を促すとともに、音楽のイメージ(優しい、元気など)を視覚的に捉え、自由に表現する楽しさを育みます。
感覚統合の促進
様々な楽器の音色や響き、音の高低・大小を聴き分け、心地よい音を探します(聴覚)。
音に過敏さがある子には、音量を調整したり、カリンバのような優しい音色の楽器から始めたりと、個別のアプローチを大切にします。
大きな太鼓やウッドベースの振動を体で直接感じる(固有覚・前庭覚)、様々な材質の楽器に触れる(触覚)など、多様な感覚入力を楽しみます。
音の探検隊
様々な素材(木、金属、プラスチック)の楽器や、自然物(木の実、小石)などを入れた「音の箱」を用意します。振る、叩く、こするなど、子ども自身が「どうやったら音が出るか」を探求する活動です。
音の違いや素材の感触を発見する楽しさを通して、感覚を統合していきます。子どもの興味関心を広げるために、太鼓の皮の上に小さくちぎった紙を置き、叩くと振動で紙切れが踊る様子を楽しむといった音あそびも取り入れます。
楽器を使った運動あそび
大きな太鼓を立って叩く、ピアノの一番低い音から高い音までハイハイで追いかけるなど、ダイナミックな動きを引き出します。
また、指先でつまんで鳴らす小さな鈴など、微細運動につながる楽器も用意します。
サウンド・ペインティング(音の絵画)
情景や物語が豊かな楽曲(例:「ピーターと狼」「動物の謝肉祭」など)を聴き、そこから感じたイメージを絵で自由に表現します。
速い・遅い、高い・低い、鋭い・柔らかいといった音の感覚を、素材や道具を様々なものから選び、色や形、線のタッチで表現することで、聴覚情報を視覚情報に変換する感覚統合と、抽象的な表現力を養います。
本物楽器にチャレンジ
探求心旺盛な子どもには、指導者の付き添いのもと、スタインウェイのグランドピアノや、サイズの合った弦楽器などに触れる機会を設けます。
指でそっと鍵盤に触れてみる、弦を優しく弾いてみるなど、本物の楽器が持つ響きや振動を体で直接感じる体験は、音楽への興味をさらに引き出します。
認知・行動
音楽のルールで「わかる」を増やす
一人ひとりの認知特性に合わせて、様々な感覚で音楽を楽しみます。「こうしたら、こうなる」という因果関係やパターンの繰り返しを楽しみ、「わかった!」という喜びを育みます。
魔法のスイッチ
子どもが「スイッチ」を押すと、決まった音楽や効果音が鳴る仕掛けを用意します。
「自分が押したから、音が鳴った」という直接的な体験は、原因と結果を理解する最も基礎的な学習であり、自己効力感の芽生えにもつながります。
この活動を楽器でも行い、「太鼓を思いっきり叩けば、大きな音が出る」 「ピアノを優しく押すと、小さい音が出る」 といった体験を積み重ねます。
まねっこ&創作
「ワンワン」「ニャーニャー」といった動物の鳴き真似や、「パン・パン」と単純な手拍子など、ごく短いパターンの模倣から始めます。
音と動きを真似る楽しさを通して、音声模倣と動作模倣の力を養います。学習の基本である模倣能力と、短期記憶(ワーキングメモリ)を育てる活動です。
慣れてきたら、自分でオリジナルのリズムや歌を作るなど、創造的な活動も取り入れます。これは「2拍子は、リンゴ、リンゴ…のパターンだね」というように、数の概念形成にも繋がります。
音の絵合わせ
動物の絵カードと、その鳴き声が入ったICレコーダーなどを用意します。
絵を見て、対応する音のボタンを押す遊びなどを通して、見て理解すること(視覚)と、聞いて理解すること(聴覚)を結びつける力を養います。
色やかたちの音あそび
視覚優位型の子どもの場合は、簡単な図形や色を使った「絵楽譜」から始め、音符や記号へとステップアップします。
最初は「赤い色の音を鳴らそう」というように、身近な色や形を手がかりに音を出すあそびから始めます。
記号を見て、それが特定の音やアクションに対応することを理解するプロセスは、文字学習や標識の理解にも繋がります。
パターン音あそび
「この手遊びは、最後に『ばあ!』と言う」といった単純で繰り返される曲の構成を楽しみます。
次の展開がわかることで、見通しを持って活動に参加する意欲と安心感を育みます。
オリジナルメロディーの採譜
子どもが自発的に口ずさんだハミングや即興のメロディーを、指導員がその場でピアノで再現し、「あなたの歌、素敵なメロディーだね」と伝えます。
さらに、その音の流れを色付きの丸や簡単な図形を使い、ホワイトボードに「見える形」で記録(採譜)します 。自分の創造物が認められ、保存されるという経験は、創作意欲を大きく育みます。
BGM・効果音づくり
短い物語や絵本を読み、登場人物の気持ちや場面の雰囲気に合わせて、BGMや効果音を指導員と共に創作します。
「悲しい場面だから、ゆっくりした低い音を使おう」「ドアが開く音はギロで表現しよう」など、物語を深く読み解く力(読解力)と、音で論理的に表現する力(創造的思考力)を同時に育てます。
サウンド・プログラミング
タブレット等で簡単に作曲ができるアプリを使い、ドラム・ベース・メロディーといった様々な音楽の断片を、レゴブロックのように組み合わせて一曲を完成させます。
音楽の構造(レイヤー、構成)を直感的に理解するとともに、プログラミング的思考の基礎にも触れることができます。
言語・コミュニケーション
音に乗せて「伝えたい」を引き出す
音楽は、言葉の力だけでなく、非言語的なコミュニケーション能力も豊かに育みます。他者への関心の芽生えや、伝えようとする意欲を、音楽の楽しさの中で引き出します。
歌唱による発音・発語の促進
親しみやすい歌や好きな歌を歌うことで、楽しみながら口の動きや舌の使い方を動かし、声を出す心地よさを体験します。歌詞の繰り返しを通して、言葉の意味や響きに親しみ、語彙力を増やします。
コール&レスポンス
指導員が「〇〇ちゃーん」「〇〇くーん」とメロディーに乗せて名前を呼ぶと、本人が楽器を鳴らしたり、「ハーイ」と声を出したりする活動です。
相手の働きかけに反応するという、コミュニケーションの基本的なキャッチボールを学びます。
指導員が「Hello」と歌いかけ、子どもが「Hello」と返すなどのアレンジにより、英語力の獲得にもつなげることも可能です。
絵本の歌い聞かせ
絵本の読み聞かせに効果音や短い歌を交えた「歌い聞かせ」を行います。指導員と一緒に声を揃えたり、特定の場面で楽器を鳴らしたりすることで、一体感を感じながら言葉や物語の世界に親しみます。
音楽の中での要求表現
「どの楽器がいい?」と問いかけて子どもが選んだ楽器を渡したり、「次はどんな音がいい?」と尋ねて子どもが要求した音を鳴らしたりします。
一対一のやりとりを丁寧に行いながら、自分の思いを伝える手段を学び、成功体験を積み重ねます。
楽器で気持ちのやりとり
言葉での表現が難しい子も、楽器の音なら自分の気持ちを表せることがあります。 楽しい気持ちを鈴のキラキラした音で、力強い気持ちを太鼓の音で表現するなど、音を介したやりとりを大切にします。
音楽でおしゃべり
指導員との間で、楽器を使って即興的な音の対話を試みます。
子どもが叩いたリズムに応えたり、子どものメロディーに和音をつけたりすることで、言葉を超えた「音楽での会話」を楽しみます。
相手の音を聴き、それに反応するという高度なコミュニケーション能力の素地を養います。
人間関係・社会性
アンサンブルで「共にいる喜び」を学ぶ
指導者との「一対一の社会」から、少しずつ他者との関わりへと世界を広げ、人と共にいることの楽しさや安心感を育みます。ニーズに応じて小集団での活動も導入し、関係構築力を伸ばします。
楽器をどうぞ
一つの楽器(例:タンバリン)をまずは指導員が叩き、「〇〇ちゃんにどうぞ」と手渡す、というシンプルな活動です。順番を待つ、貸し借りするといった、集団生活の基礎となる社会的なスキルを、具体的なやりとりの中で体験します。
せーので「ストップ!」
自由に音を鳴らしている状態から、指導員の合図(ピアノの特定の和音など)で、一斉に「ストップ!」と音を止めます。他者の合図に注意を向け、周りの動きに合わせるという集団でのルールを、ゲーム感覚で学びます。
即興アンサンブル
子どもの発した声や鼻歌、たたいたリズムに、指導員がピアノや歌で応え、即興的な音楽を楽しみます。
自分の表現が他者に影響を与え、世界が広がる体験を通じて、コミュニケーションの楽しみを学び、自己肯定感を育みます。
子どもの発した即興フレーズを指導者がその場で採譜して編曲し、次回以降のセッションで再現するなど、個人の表現力を可視化して共有する機会も設けます。
共同注意のトレーニング
指導員の「あの楽器を見て」という声かけや指差しに注目したり、一緒に絵本や楽譜を見ながら歌ったりすることで、他者と同じ対象に注意を向ける「共同注意」の力を育てます。
共同注意は、集団活動に参加するための非常に重要なスキルとなります。
指導者とのデュエット
指導者のピアノに合わせて子どもが鈴を鳴らすなど、簡単なアンサンブルから始めます。
相手の音を「聴く」こと、自分の役割を理解し、タイミングを合わせる経験は、協調性の第一歩です。
めざせマエストロ
簡単な楽曲を使い、指揮者の役割を体験します。音の始まりと終わり、速さや強弱などを指揮で表現し、演奏者(指導員や、小集団セッションの場合はほかの子どもたち)に伝えます。
自分の意図を非言語的な動きで伝え、演奏者がそれに合わせて音を出すという経験を通じて、「自分の働きかけが他者に影響を与える」ことを実感し、コミュニケーションやリーダーシップの楽しさを味わいます。
「できた!」を伝える
セッションの最後に、その日の活動での子どもの素敵な表情や「できた!」の瞬間を、保護者の方に具体的にお伝えする機会を設けます。
小さな成功体験と、それを認められる経験の積み重ねが、自己肯定感を育みます。
ご家族へのサポート
家族が孤立することなく、安心して子どもの成長を見守り、育児の喜びを感じられるよう、以下のようなサポートを提供します。
- 送迎の合間にゆったり過ごせるカフェスペース
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施設内に、コーヒーやお茶などのドリンクが飲めるカフェスペースを設けます。お子様がセッションに集中している間、「ひとり時間」を過ごしたり、スタッフにちょっとした悩みを相談したりして、ご自由にお過ごしいただけます。
- 定期的な個別面談と、日々の情報共有
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児童発達支援管理責任者を中心に定期的な面談の機会を設け、子どもの事業所での様子や成長について丁寧に共有し、家庭での悩みや希望を伺います。連絡帳やICTツールを活用し、日々の活動内容やささいな変化、子どもの輝いた瞬間などを共有することで、家族が安心感を得られるように努めます。
- 保護者どうしの交流の場づくり
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保護者向けの茶話会を定期的に開催し、同じ悩みや喜びを分かち合える仲間づくりの場を提供します。専門スタッフも同席し、気軽に相談できる雰囲気を作ります。
- 音楽を介した親子プログラムの提供
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ニーズにあわせて、音楽の楽しさを親子で一緒に体験できる機会を提供します。家庭でも実践できる音楽あそびのヒントを提供し、親子間のポジティブなコミュニケーションを促します。
- ペアレント・トレーニングや学習会の開催
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子どもの特性や肯定的な関わり方を学ぶペアレント・トレーニング、外部講師を招いた学習会などを開催し、専門的な情報や知識を得る機会を提供します。
インクルーシブな
地域づくり
あのにむは、地域支援・地域連携にも力を入れます。子どもたち一人ひとりが地域の中ですくすく成長していけるよう、障害の有無に関わらずすべての子どもが尊重される地域づくりに貢献します。
- 関係機関とのネットワークづくり
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地域の医療機関、相談支援事業所、行政機関、教育機関と常に連携し、お子さまとご家族に必要な支援が届くようネットワークを構築します。
- 地域に向けた情報発信
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ホームページやSNS等を活用し、「あのにむ」の理念や音楽を通じた発達支援の取り組みについて積極的に情報発信を行います。発達が気になるお子様とそのご家族を対象とした体験会や、支援者向けの研修会を開催し、地域への啓発活動を行います。
- インクルーシブなコミュニティの構築
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利用者に限らず地域住民の方々も入場できるコンサートを定期的に開催し、子どもたちが生の音楽に触れる機会を設けると共に、障害理解を促進する交流の機会とします。
- 地域資源の活用と連携
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地域のアーティストや大学、楽器店などと連携して特別プログラムを実施するなど、地域の様々な社会資源を積極的に活用します。地域のイベント等にも参加し、子どもたちが社会とつながる経験を増やします。
切れ目のない
移行支援
あのにむは、子どもが次のステージ(保育所、幼稚園、学校、他の障害福祉サービス事業所など)へ自信を持って歩み出せるよう、一人ひとりの状況に合わせて「切れ目のない支援」を行います。
- 関係機関との積極的な連携
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子どもの移行先となる保育所・幼稚園や学校はもちろん、成人向けの障害福祉サービス事業所とも早期から情報交換を行い、連携体制を構築します。
- 移行先への訪問・同行支援
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必要に応じて、職員が子どもと一緒に移行先の見学や体験に同行します。また、移行先の職員とのケース会議や情報交換会に積極的に参加し、円滑な引継ぎをサポートします。
- 本人へのアプローチ
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絵カードや写真、ソーシャルストーリーを用いて、次の環境への見通しが持てるように働きかけます。新しい生活をテーマにした音楽活動や、身近な話題から社会の仕組みを学べる活動を取り入れたり、自治体等が開催する体験イベントへの参加を促したりすることで、将来への不安を軽減し、期待感を育みます。
2026年3月オープンに向けて
無料相談&体験受付中
専門スタッフが丁寧にお悩みを伺い、お子様の可能性を引き出すアプローチをご提案します。
どうぞお気軽にご相談ください。
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